
【MT5】トレンドラインを自動で引く無料インジケーター
無料ダウンロードはこちら教科書には「トレンドラインは安値と安値を結ぶ」と書いてあります。ところが、どの安値を結ぶのか、ヒゲと実体のどちらに引くのかは人によってバラバラで、同じ人でも日によって変わります。線が数pipsずれるだけで、ブレイクしたかどうかの判断も、損切りの位置も変わります。
トレンドラインマスター(Saikix-TrendLine-Master)は、安値どうし・高値どうしを毎回同じ基準で結んで、トレンドラインを自動で引くMT4・MT5のインジケーターです。誰がチャートに入れても、同じ場所に同じ線が出ます。パネルのボタン1つで、実際に反発した抵抗帯のラインだけを表示することもできます。MT4版・MT5版とも無料でダウンロードできます。
この記事の要点
- ヒゲどうし・実体どうしでトレンドラインを自動で引く
- トレンドラインに触れた回数を表示し、反発とブレイクに矢印
- トレンドラインへのタッチとブレイクをアラート通知
トレンドラインマスターでできること
赤い線は高値どうしを結んだ抵抗線、青い線は安値どうしを結んだ支持線です。線の横の「3回」は、その線に値段が触れた回数です。線を引いた2点も数に入るので、線ができたときは「2回」で、そのあと線に触れて反発するたびに「3回」「4回」と増えます。
パネルの「回数」を「3」にすると、線を引いた2点のあとに一度でも反発して、抵抗帯として効いたトレンドラインだけが残ります。「4+」なら、2回以上反発した線だけです。初めは「2」で、まだ一度も反発していない線も出ます。
線と矢印はリペイント(過去に出たサインが、あとから消えたり動いたりすること)をしません。ブレイクした線も消えずに、点線に変わって残ります。
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トレンドラインを引く3つの決めごと

トレンドラインの引き方が人によってバラバラになるのは、実体かヒゲか、どこまでを波と数えるか、何点目と何点目を結ぶか、の3つを決めていないからです。3つを決めて動かさなければ、誰が引いても同じ線になります。トレンドラインマスターは、3つを決めたとおりに線を引きます。
ヒゲどうし・実体どうしの切り替え

トレンドラインマスターは、パネルの「基準」のボタンで、ヒゲどうし(高値と高値・安値と安値)と実体どうし(始値と終値のうち高い方どうし・低い方どうし)を切り替えます。初めはヒゲどうしで引きます。
私は、トレンドラインは実体どうしで引くべきだと考えています。トレンドの最高値や最安値は値段が荒れやすく、長いヒゲが出やすい場所です。長いヒゲを見ると、そこだけ実体に引いて、もう片方はヒゲに引く人が出てきます。その場で都合のいい所を選ぶ引き方では、次に同じ線を引けません。ボタンを押して、同じチャートで両方を見比べてみてください。
波の大きさ(ZigZagの深さ)

どの上げ下げを押し目として数え、どれをノイズとして無視するかで、押し目の数も線を引ける位置も変わります。トレンドラインマスターは、設定の「ZigZagの深さ」(初期値24)で波の大きさを決めて、それより小さい上げ下げは波に数えません。大きくすると大きな波だけを結ぶので線が少なくなり、小さくすると小さな押し目も結ぶので線が増えます。
どの波を数えているかは、パネルの「波形」を「表示」にすると見えます。線を引くのに使った高値と安値を灰色の線で結び、波ごとの値幅(pips)と本数を出します。
1点目と2点目を結ぶ

トレンドラインマスターは、上昇トレンドなら最安値とその次の押し目を、下降トレンドなら最高値とその次の戻りを結びます。1点目と3点目を結んだ線も、完成したチャートで見ればきれいに効いているように見えます。ところが、その線は3点目ができるまで引けません。1点目と2点目を結べば、2点目ができた時点で線を引いて、3回目のタッチを待てます。
トレンドラインの実線と点線

実線は、今も効いているトレンドラインです。点線は、ブレイクしたトレンドラインです。ブレイクした線は消さずに、ブレイクした所から先を点線に変えます。
パネルの「線」が「現在のみ」のときは、今も効いている線と、ブレイクしてから20本までの線を出します。「全表示」にすると、それより前にブレイクした線も細い点線で出るので、過去の線が何回反発してどこでブレイクしたかを、さかのぼって見られます。ブレイクしないまま2点目から500本たった線も、過去の線として扱います。
細い線(安値を結ぶ下降線・高値を結ぶ上昇線)
初期設定では、安値を結ぶ下降線と、高値を結ぶ上昇線も細い線で出ます。三角持ち合いやウェッジ(上下の線が同じ向きに傾いたまま狭まっていく持ち合い)の形を見るための線で、矢印と通知は出しません。細い線を消したいときは、設定の「引く線」を「上昇・下降トレンドラインのみ」にします。
反発・ブレイク・ロールリバーサルの矢印

- 反発(白抜きの矢印):線に触れた足の終値が、線を抜けずに引けたときに出ます。ヒゲが線を突き抜けても、終値が抜けていなければ反発です。安値どうしの青い線なら足の下に買い、高値どうしの赤い線なら足の上に売りの矢印が出ます
- ブレイク(太い矢印):終値が線を抜けてから、5本続けて線の内側へ戻らなかった足に出ます。安値どうしの線を下に抜けたらオレンジの売り、高値どうしの線を上に抜けたら水色の買いの矢印です
- ロールリバーサル(星):ブレイクした線に値段が戻って触れ、ブレイクした側で引けた足に出ます。下に割れた支持線が、今度は抵抗線として値段を止めた所です。出るのはブレイクしてから20本までです
終値が線を抜けても、5本のうちに戻れば線はそのまま続きます。ブレイクと見る本数は、設定の「ブレイクの判定」で3本・10本にも変えられます。矢印には「反発」「ブレイク」「ロールリバーサル」の文字も付くので、何の矢印かは文字で読めます。
関連記事【MT4】複数チャートに自動でライン同期してくれるインジケータートレンドラインマスターのパネルの見方

| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 線 | 押すたびに「現在のみ」「全表示」「非表示」と切り替わります。非表示にしても通知は鳴ります |
| 波形 | 「表示」にすると、線を引くのに使った波を灰色の線で結び、波ごとの値幅(pips)と本数を出します |
| 基準 | ヒゲどうしと実体どうしを切り替えます |
| 回数 | 「2」「3」「4+」のうち、選んだ回数以上触れた線だけを出します。「2」がいちばん多く出ます |
| 反発率 | そのチャートで、2回(3回・4回以上)触れた線が、次に触れたときにも反発した割合です |
パネルは、上の帯(≡の所)をつかんでドラッグすると動かせます。パネルの大きさと最初に出る位置は、設定で変えられます。
トレンドラインマスターの使い方

- 安値と高値がそろって切り上がっていれば上昇トレンド、そろって切り下がっていれば下降トレンド
- 上昇トレンドなら、安値どうしを結んだ青い線で3回目の反発を待つ
- 下降トレンドなら、高値どうしを結んだ赤い線で3回目の反発を待つ
- 「2回」と出ている線に値段が近づいてきたら、次が3回目のタッチ
トレンドラインの上では、反発を狙う注文と、ブレイクを狙う注文がぶつかります。多くのトレーダーが「トレンドの方向に進む」と考えている場所なので、反発すればトレンドの方向へ、期待が裏切られてブレイクすれば逆へ大きく動きます。
3回目のタッチの通知
トレンドラインマスターは、線への3回目のタッチから、ポップアップと音で知らせます。タッチの通知は、動いている足が線に届いた瞬間に鳴るので、足の確定を待たずにチャートを開けます。ブレイクとロールリバーサルの通知は、足が確定してから鳴ります。ポップアップの文は英語で出ます。
反対側の線でトレンドの勢いを見る

上昇トレンドで入るのに使うのは、安値どうしの線です。高値どうしの線は、上昇がどれくらいの勢いで高値を更新しているかを見るために出しておきます。トレンドラインは、三角持ち合いのときや、上昇トレンドでもレンジに近い動きのときにも引けます。両側の線を出しておくと、今のチャートがどの形なのかが分かります。
トレンドラインマスターのパラメーター設定
| 設定項目名 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|
| 時間軸 | current(今のチャートの時間足) | 線を引く時間足。上の時間足を選ぶと、その時間足で引いた線を今のチャートに出します。線の文字の頭に「H4」のように時間足が付きます |
| 期間(0=無制限) | 2000 | 線を探すローソク足の本数。0にすると全部の足で探します |
| ZigZagの深さ(3〜50) | 24 | 波として数える上げ下げの大きさ。大きくすると大きな波だけを結びます |
| 引く線 | 安値を結ぶ下降線・高値を結ぶ上昇線も引く | 「上昇・下降トレンドラインのみ」にすると、細い線を出しません |
| ブレイクの判定 | 終値が線を抜けて5本続いたら | 何本続いたらブレイクと見るか(3本・5本・10本) |
| 矢印の表示 | すべて | 出す矢印(反発・ブレイク・ロールリバーサル・ブレイクとロールリバーサル・すべて・なし) |
| 支持線の色/抵抗線の色 | 青/赤 | 安値どうしの線と、高値どうしの線の色 |
| 買いのサインの色/売りのサインの色(ブレイク・ロールリバーサル) | 水色/オレンジ | ブレイクの矢印とロールリバーサルの星の色。反発の矢印は線と同じ色です |
| 線の太さ | 標準(2) | 細い(1)から極太(5)まで |
| 文字の大きさ | 12 | 線・波形・矢印に付く文字の大きさ |
| パネルの初期位置 | 左上 | パネルを最初に出す場所(左上・右上・左下・右下) |
| パネルの大きさ(0.5〜2.0) | 1.0 | パネルの大きさの倍率 |
| 通知の種類 | すべて | 知らせる出来事(タッチ・ブレイク・ロールリバーサル・ブレイクとロールリバーサル・すべて・通知しない) |
| 何回目のタッチから通知 | 3 | 線への何回目のタッチから知らせるか |
| ポップアップ通知/サウンド通知/プッシュ通知/メール通知 | true/true/false/false | 通知の届け方 |
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Saikix-TrendLine-Master.ex5をダウンロードする最終更新:2026年11月6日
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- MT4版かMT5版のzipをダウンロードして、解凍する
- MT4・MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」から「MQL4」(MT5は「MQL5」)→「Indicators」フォルダを開き、Saikix-TrendLine-Master.ex4(MT5はSaikix-TrendLine-Master.ex5)を入れる
- MT4・MT5を再起動する
- 「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」から「Saikix-TrendLine-Master」を選ぶ
画面つきの手順はMT4インジケーターの入れ方とMT5インジケーターの入れ方にあります。
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トレンドラインマスターのまとめ
トレンドラインマスターは、実体かヒゲか・波の大きさ・何点目を結ぶかの3つを決めたとおりに、トレンドラインを自動で引くインジケーターです。毎回同じ基準で引くので、昨日の線と今日の線がずれません。上昇トレンドなら青い線、下降トレンドなら赤い線で、3回目の反発を待ってください。ほしい機能があれば、公式LINEで教えてください。
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このインジケーターは斉木本人がワンマンで開発しています。動かない、ここを変えてほしいといったことがあればコメントいただければできる限り対応します。