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【MT5】TRIXの向きが変わった所に矢印を出す無料インジケーター

【MT5】TRIXの向きが変わった所に矢印を出す無料インジケーター

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TRIX(トリックス)は、移動平均線を3回重ねてなめらかにした線が、1本ごとにどれだけ動いたかを表すオシレーターです。3回なめらかにしているので、線の細かい波打ちが少なく、勢いの向きを読みやすい線です。

Saikix-TRIXは、TRIXの向きが変わった足に「買い」「売り」の矢印を出すインジケーターです。MT4・MT5のサブウィンドウにTRIXとシグナル線を出し、シグナル線の色で上位足の向きも分かります。

この記事の要点

  • TRIXが下向きから上向きに変わった足に買い、上向きから下向きに変わった足に売りの矢印を出します
  • シグナル線の色で、上位足のTRIXが0より上か下かが分かります
  • 矢印が出た足を、ポップアップ・音・プッシュ・メールで知らせます

TRIX(トリックス)とは

3回なめらかにした移動平均線が上向きの間はTRIXが0より上、下向きの間は0より下(ドル円の1時間足)

TRIXは、1983年にアメリカの投資雑誌でジャック・ハットソンが発表した指標です。名前はTriple Exponential Average(3重の指数平滑平均)を縮めたものです。終値のEMA(指数平滑移動平均線)にもう一度EMAをかけ、さらにもう一度かけた線が、1本前からどれだけ動いたかを線にします。

3回なめらかにした線が上向きの間は、TRIXは0より上にあります。下向きの間は0より下です。図の上の線が青から赤に変わる所で、下のTRIXが0を下に抜けています。

発表された記事では、TRIXの向きが変わった所を売買の目安にしていました。Saikix-TRIXの初期設定の矢印は、この向きの変わり目に出ます。

TEMA(3重指数移動平均)との違い

MT5の日本語の説明では、TRIXも「3重指数移動平均」と訳されています。同じ名前で呼ばれるTEMAは、値段のチャートに重ねる移動平均線です。TRIXはサブウィンドウに出る線で、TEMAとは別の物です。

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Saikix-TRIXでできること

Saikix-TRIXを入れたドル円の1時間足

1時間足のチャートに入れると、黄色の線がTRIX、青と赤の線がシグナル線(TRIXの9本のEMA)です。点線は0の高さです。メインチャートには、TRIXの向きが変わった足に「買い」「売り」の文字と矢印が出ます。

TRIXの目盛りは1万倍にしています。1は0.01%の動きで、1時間足なら1前後の数字です。設定を変えると、2本目のTRIX・ヒストグラム・ダイバージェンス(値段とTRIXの向きの食い違い)の矢印も出せます。

矢印は足が確定してから出ます。確定した足の線と矢印は、あとから変わりません。リペイント(過去に出たサインが、あとから消えたり動いたりすること)はありません。

TRIXの向きが変わった所の矢印

反転とみなす幅を0にした矢印と1にした矢印(ドル円の1時間足)

初期設定のサインです。TRIXが上がっている途中で下がり始めた足が売り、下がっている途中で上がり始めた足が買いです。TRIXが少し揺れただけでは矢印を出さず、はっきり向きを変えた足に1つだけ出します。

はっきり向きを変えたかどうかは、TRIXのそれまでの一番高い所(低い所)からの戻り幅で決めます。戻り幅が、TRIXが1本で動く幅の平均(直近50本)の1倍を超えた足で、向きが変わったと見ます。TRIXの数字の大きさは通貨と時間足で変わりますが、幅はTRIX自身の動きの何倍かで決めるので、どのチャートでも同じ設定のまま使えます。

この倍数は、設定の「反転とみなす幅」で変えられます。幅を0にすると、TRIXが少しでも向きを変えるたびに矢印が出ます。図の左が幅0、右が初期設定の幅1です。

シグナル線の色(上位足の向き)の見方

4時間足のTRIXが0より上か下かで青と赤に変わるシグナル線(ドル円の1時間足)

シグナル線の色は、上位足のTRIXが0より上なら青、0より下なら赤です。1時間足のチャートなら、4時間足のTRIXで見ます。青の間は上位足の3回なめらかにした線が上向き、赤の間は下向きです。

色は確定した上位足だけで決めます。一度付いた色は、あとから変わりません。灰色の所は、上位足の向きがまだ決まっていない足です。設定の上位足を「出さない」にすると、シグナル線は全部灰色になります。

上位足の時間足

項目内容
1分足のチャート5分足のTRIXの向き
5分足のチャート30分足のTRIXの向き
15分足のチャート1時間足のTRIXの向き
30分足のチャート4時間足のTRIXの向き
1時間足のチャート4時間足のTRIXの向き
4時間足のチャート日足のTRIXの向き
日足のチャート週足のTRIXの向き
週足のチャート月足のTRIXの向き
月足のチャート上位足の向きは出ません

初期設定の「自動」は、チャートの時間足の4倍以上で一番近い足を選びます。設定の「上位足の向き(シグナル線の色)」で、5分足から月足までを自分で指定することもできます。チャートの時間足と同じか短い足を選んだ時は、シグナル線は灰色のままです。

2本目のTRIXとヒストグラム

2本目のTRIX(白)とヒストグラムを出したドル円の1時間足

入れた直後の画面は、TRIX・シグナル線・矢印だけです。2本目のTRIXとヒストグラムは、設定でtrueにした時だけ出ます。

「2本目のTRIXを表示」をtrueにすると、期間35のTRIXが白い線で出ます。TRIXを期間の短い線と長い線の2本で見る時の設定です。サインの種類を「2本のTRIXの交差」にすると、2本が交差した足に矢印が出ます。

「ヒストグラム(TRIXとシグナル線の差)を表示」をtrueにすると、TRIXからシグナル線を引いた差が棒で出ます。TRIXがシグナル線より上の間は棒が0より上、下の間は0より下に伸びます。

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TRIXのダイバージェンスの矢印

高値は切り上げ、TRIXは切り下げた所に出た売りの矢印(ドル円の1時間足)

設定の「サインの種類」をダイバージェンスにすると、矢印の出る所が変わります。ダイバージェンスは、値段とTRIXの向きが食い違った所です。

値段の高値が前の高値より上なのに、TRIXは前の高値の時より下にある時が売りです。安値が前の安値より下なのに、TRIXは前の安値の時より上にある時が買いです。値段とTRIXの両方に、2つの高値(安値)を結ぶ線を引きます。

高値は、左右5本の足より高い足です。右の5本がそろうまで高値と決まらないので、矢印はその高値の5本後の足に出ます。安値も同じです。

同じ向きのダイバージェンスが続いた時は、2つ目からは矢印を出しません。反対の向きのダイバージェンスが出ると、また出るようになります。

Saikix-TRIXの使い方

シグナル線の色と矢印を順に見るドル円の1時間足
  1. シグナル線の色で上位足の向きを見る
  2. 青の間は買いの矢印を、赤の間は売りの矢印を待つ
  3. 矢印が出たら、チャートの形を見て入るかどうかを決める
  4. チャートを見ていない間は、受け取りたい通知をtrueにする

サインの種類

項目内容
向きの反転TRIXが下向きから上向き(上向きから下向き)に変わった足。初期設定
シグナル線との交差TRIXがシグナル線を上(下)に抜けた足
0との交差TRIXが0を上(下)に抜けた足
2本のTRIXの交差TRIXが2本目のTRIXを上(下)に抜けた足
ダイバージェンス値段とTRIXの向きが食い違った高値(安値)の5本後の足

矢印は、設定の「サインの種類」で選んだ1種類だけが出ます。どれを選んでも、矢印は確定した足に出て、あとから消えません。

Saikix-TRIXのパラメーター設定

設定項目名初期値説明
TRIXの期間15TRIXを作るEMAの本数
シグナル線の期間9シグナル線(TRIXのEMA)の本数
計算の仕方対数の差対数の差・変化率。どちらも目盛りは1万倍で、ほぼ同じ線になります
上位足の向き(シグナル線の色)自動(チャートの時間足の約4倍)出さない・自動・5分足・15分足・30分足・1時間足・4時間足・日足・週足・月足
さかのぼる本数(0=全部)5000線と矢印を出す足の本数
2本目のTRIXを表示falsetrueで2本目のTRIXを白い線で出します
2本目のTRIXの期間352本目のTRIXを作るEMAの本数
ヒストグラム(TRIXとシグナル線の差)を表示falsetrueでTRIXからシグナル線を引いた差を棒で出します
サインの種類向きの反転向きの反転・シグナル線との交差・0との交差・2本のTRIXの交差・ダイバージェンス
反転とみなす幅(1本の平均の動きの倍・0=わずかな反転も)1.0TRIXがそれまでの一番高い所(低い所)から、この幅を超えて戻った足で向きが変わったと見ます
ダイバージェンスの山と谷の左右の本数5この本数の足より高い足を山、低い足を谷とします
ダイバージェンスの2つの山(谷)の最大の間隔(本)60前の山(谷)がこの本数より前にある時は比べません
矢印を表示truefalseでメインチャートの矢印と線を消します
矢印の文字を表示truefalseで「買い」「売り」の文字を消します
買いの矢印の色青買いの矢印・文字・線の色
売りの矢印の色赤売りの矢印・文字・線の色
ポップアップ通知false矢印の条件を満たした足が確定した時に、ポップアップで知らせます
サウンド通知false同じ時に音を鳴らします
プッシュ通知false同じ時にスマホのMT4・MT5へ送ります
メール通知false同じ時にメールを送ります
アラート間隔(秒)60通知を送る間隔。間隔の中で起きた通知は、明けた時にまとめて送ります

TRIX・シグナル線・2本目のTRIX・ヒストグラムの色と太さは、設定画面の「色の設定」で変えられます。

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最終更新:2026年11月4日

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動かない、ここを変えてほしいといったことがあればコメント欄へ書いてください。できる限り直します。

  1. MT4版かMT5版のzipをダウンロードして、解凍する
  2. MT4・MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」から「MQL4」(MT5は「MQL5」)→「Indicators」フォルダを開き、Saikix-TRIX のファイルを入れる
  3. MT4・MT5を再起動する
  4. 「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」から「Saikix-TRIX」を選ぶ

画面つきの手順はMT4インジケーターの入れ方とMT5インジケーターの入れ方にあります。

ストキャスティクスRSIを表示するMT4・MT5の無料インジケーター関連記事ストキャスティクスRSIを表示するMT4・MT5の無料インジケーター

Saikix-TRIXのよくある質問

QMT5に最初から入っているTRIXと数字が違います。
A
MT5のTRIXは、1本前からの変化の割合をそのまま出すので、0.0001前後の小さな数字になります。計算の仕方を「変化率」、TRIXの期間を14にすると、MT5のTRIXのちょうど1万倍の数字になります。初期設定の「対数の差」も、ほぼ同じ線です。
QMACDとの違いは何ですか?
A
どちらも移動平均線から作る勢いの線です。MACDは期間の違う2本の移動平均線の差で、TRIXは1本の移動平均線を3回なめらかにした線の動きです。3回なめらかにするぶん線の細かい波打ちが少なく、MACDより少しゆっくり動きます。
Q矢印が多すぎます。
A
反転とみなす幅を2か3にすると、TRIXの小さな向きの変化では矢印が出なくなります。サインの種類を「0との交差」にしても減ります。
Qシグナル線が灰色のままです。
A
上位足の足が少ない時と、業者の上位足の履歴が途中で止まっている時は、その先の足が灰色になります。上位足のチャートを一度開いて、履歴を読み込ませてください。
Q自動売買に使えますか?
A
サインでエントリーくんで自動売買にできます。インジケーター名に「Saikix-TRIX」、買いシグナルバッファ番号に6、売りシグナルバッファ番号に7、決済買いシグナルバッファ番号に6、決済売りシグナルバッファ番号に7を入れて、確定足エントリーはtrueにします。矢印が出た次の足で入り、反対の矢印で決済します。矢印を消す設定にしても、サインの値は読めます。

Saikix-TRIXのまとめ

Saikix-TRIXは、TRIXにシグナル線・上位足の色・向きの変わり目の矢印・通知を足した、MT4・MT5の無料インジケーターです。上位足の色と同じ向きの矢印を待ち、チャートを見ていない間は通知で受け取れます。「この機能も入れてほしい」という要望は、公式LINEで教えてください。

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このインジケーターは私が責任を持って配っています。動かない、ここを変えてほしいといったことがあれば書いてください。できる限り直して、この記事の更新情報に載せます。

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