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【MT5】ティックチャートを表示する無料インジケーター

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MT5の足は、相場が静かな時間も激しく動く時間も、1分足なら1分で1本です。指標の発表で値段が何百回も動いた1分も、ほとんど動かなかった1分も、同じ1本の足になります。

Saikix-TickChartは、MT5のチャートをティックチャートに変えるツールです。値段が動いた回数で足を作るので、速く動いた所ほど足が細かく分かれて、1分足では見えなかった値動きの中身が見えます。MT5専用で、無料でダウンロードできます。

この記事の要点

  • MT5のチャートが、70ティックのような決まった回数で区切ったローソク足になります
  • 秒数を入れると、その秒数くらいで足が1本できるティック数を探して切り替えます
  • 移動平均線などのインジを載せられて、同じチャートのボタンで発注もできます

ティックチャートとは

同じ時間のドル円の1分足と70ティックチャート

ティックチャートは、時間ではなく、値段が動いた回数で足を区切るチャートです。1ティックは、買値か売値が1回変わることです。70ティックチャートなら、値段が70回動くごとに足が1本できます。

図は2026年10月29日のドル円で、左が1分足、右が70ティックチャートです。値段が386回動いた1分は、1分足では長い1本ですが、70ティックチャートでは6本の足に分かれて、どこで下げてどこで戻したかが見えます。反対に、静かな時間は1本の足ができるまでに何分もかかります。

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Saikix-TickChartでできること

MT5に出したドル円の70ティックチャートと、下の欄のボタン

チャートに入れると、そのチャートがティックチャートに変わります。図はドル円の70ティックチャートです。ローソク足の下に足の速さの欄、その下に時刻とボタンが並びます。チャートから外すと、元の銘柄と時間足に戻ります。

ふつうのチャートと同じように、移動平均線やボリンジャーバンドを載せられます。今の足があと何ティックで終わるかが、値段の右に「残り34」のように出ます。ティックチャートの足は時間と関係なくできるので、MT5の時間軸は隠して、下の欄に足の本当の時刻を出しています。時刻は業者のサーバー時間です。

入れた時に、MT5が持っている過去のティックから足を作ります。読み込みが終わると、土日を除いて2日前からの足が並びます。足はサーバーの0時でも区切るので、MT5を再起動しても、あとで入れ直しても同じ足になります。日数はパラメーターで変えられて、業者のティックの履歴がある所まで遡れます。

70ティックチャートのティック数の決め方

秒に合わせるで41ティックに切り替えたドル円のチャート

下の欄の数字のボタンを押すと、そのティック数の足に変わります。並べる数は初期設定で30・70・144・300で、パラメーターで変えられます。ボタンにない数は、「ティック」の左の欄に打ってEnterを押します。1から100,000まで入ります。

何ティックにすればいいか分からない時は、「秒に合わせる」を使います。秒数の欄に30と入れてボタンを押すと、足1本がだいたい30秒になるティック数を、読み込んだティックから探して切り替えます。図では41ティックになりました。足1本にかかる時間は、相場が動く時間帯ほど短くなり、口座の業者でも変わります。

複数のチャートでティックチャートを開く場合

別のチャートにも入れられます。2枚目のチャートは、空いているティック数で開きます。70ティックと300ティックを並べて見るような使い方ができて、同じ銘柄の同じティック数を開けるのは1枚だけです。

ティックチャートのローソク足と線の切り替え

線に切り替えたドル円の70ティックチャートと、スプレッドが広がった所

「ローソク足」のボタンを押すと、線のチャートに変わります。もう一度押すとローソク足に戻ります。線にすると、売値の線の上に買値の線が出ます。

買値の線は、その足で一番広かったスプレッドの所に引きます。2本の線が離れている所が、スプレッドが広かった所です。図は業者のサーバーの日付が変わる時間で、スプレッドが5.6pipsまで広がっています。値段が動くたびの線を見たい時は、ティック数を1にします。

足の速さの見方

大きく動いた所で橙になった足の速さの棒

ローソク足の下の欄は、足1本の中で、1秒あたり何回値段が動いたかを棒で出します。いつもの2倍より速い足は、棒が橙になります。「いつも」は、その足より前の200本の真ん中の値です。棒の色は、足が終わってから付きます。

図は値段が大きく動いた所で、棒が1秒に8回を超えています。棒が高い所ほど、短い時間に値段が何度も動いています。ティックチャートの足は回数で区切るので、足の大きさだけでは速さが分かりません。速さはこの欄で読みます。

下の欄に出す物

パラメーターの「下の欄に出す物」で、足の速さのほかに、足の時間(秒)と、足ごとの一番広いスプレッド(pips)を選べます。足の時間は短いほど速いので、いつもの半分より短い足が橙になります。スプレッドは、いつもの3倍より広い足が橙になります。「出さない」にすると欄が消えます。

足の速さとスプレッドの通知

パラメーターの「通知する時」で、動き出し・足の速さ・スプレッドの広がりのどれで鳴らすかを選びます。動き出しは「5秒の間に5pips動いたら」、足の速さは「いつもの2倍の速さの足ができたら」、スプレッドは「いつもの3倍に広がったら」です。手段(ポップアップ・サウンド・プッシュ・メール)の初期値はどれもオフなので、使う手段をtrueにしてください。同じ動きの間は1回だけ鳴ります。

【MT4】機関投資家目線でチャートを見れる無料インジケーター関連記事【MT4】機関投資家目線でチャートを見れる無料インジケーター

ティックチャートから発注する方法

買いポジションの建値・損切り・利確の線と、全決済のボタンの損益

売りか買いのボタンを押すと、確認の画面なしで、今の値段の成行の注文が出ます。注文が行くのは元の銘柄なので、ポジションはふだんと同じようにMT5の「取引」のタブに出ます。押した瞬間に注文が出るので、最初はデモ口座で押してみてください。

ポジションを持つと、建値の線が出ます。買いは青、売りは赤で、損切りはオレンジ、利確は緑の点線です。建値の線は、ほかのチャートで入ったポジションも含めて、この銘柄のポジションを全部出します。全決済のボタンは、このツールで入ったポジションだけを閉じて、ボタンにその合計の損益が出ます。

スプレッドがいつもの3倍を超えると、売りと買いのボタンが灰色に変わり、押しても注文が出ません。全決済は止めないので、スプレッドが広い時でもポジションを閉じられます。発注のボタンが要らない時は、パラメーターの「発注ボタンを出す」をfalseにすると消えます。

Saikix-TickChartの使い方

ティックチャートで発注の前に見る所と、押すボタン
  1. ティックチャートにしたい銘柄のチャートへ、Saikix-TickChartをドラッグする
  2. 発注のボタンを使うなら、MT5の上の「アルゴリズム取引」をONにして、入れる時の「アルゴリズム取引を許可」にチェックを入れる
  3. 過去のティックの読み込みが終わるのを待つ。終わるとチャートがティックチャートに変わる
  4. ボタンか「秒に合わせる」でティック数を決める
  5. 足の速さの棒と残りのティック数を見て、売りか買いを押す
  6. 全決済を押してポジションを閉じる

チャートを見るだけなら、手順の2つ目はいりません。売りと買いを押して「MT5の自動売買がOFFです」と出たら、手順の2つ目が抜けています。

Saikix-TickChartのパラメーター設定

設定項目名初期値説明
ボタンに出すティック数(カンマ区切り)30,70,144,300下の欄に並べるティック数
最初に開くティック数70チャートに入れた時に開くティック数。別のチャートで使っていたら、空いている数で開きます
合わせる秒数30「秒に合わせる」の秒数。下の欄の秒数の欄でも変えられます
過去の足を作る日数(土日は数えない)2何日前からの足を作るか
発注ボタンを出すtruefalseで、ロット・売り・買い・全決済のボタンを消します
最初のロット0.10チャートに入れた時のロット
損切り(pips・0=付けない)0注文に付ける損切りの幅
利確(pips・0=付けない)0注文に付ける利確の幅
許容する滑り(pips)1.0注文の時に許す値段のずれ。成行で約定する業者では、その時の値段で約定します
発注を止めるスプレッド(いつもの何倍か・0=止めない)3.0新しい注文を止めるスプレッドの広さ
マジックナンバー20261103このツールのポジションを見分ける番号
通知する時動き出し動き出し・足の速さ・スプレッドの広がり・動き出し+足の速さ・すべて
動き出し:何秒の間に5動き出しの通知で見る秒数
動き出し:何pips動いたら5.0動き出しの通知で見る値幅
足の速さ:いつもの何倍で色と通知2.0下の欄の棒を橙にして、通知を鳴らす速さ
スプレッド:いつもの何倍で色と通知3.0下の欄のスプレッドの棒を橙にして、通知を鳴らす広さ
ポップアップ通知false通知をMT5の画面に出します
サウンド通知false通知を音で知らせます
プッシュ通知false通知をスマホのMT5へ送ります
メール通知false通知をメールで送ります
下の欄に出す物足の速さ足の速さ・足の時間・スプレッド・出さない
線の表示で買値の線を出すtruefalseで、線にした時の買値の線を消します
ボタンと文字の拡大率100%75%・100%・125%・150%
フォントMeiryoボタンと文字の書体

Saikix-TickChartの無料ダウンロード【MT5】

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クリックするとダウンロードできます(登録不要)

動かない、ここを変えてほしいといったことがあればコメント欄へ書いてください。できる限り直します。

  1. zipをダウンロードして、解凍する
  2. MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」から「MQL5」→「Experts」フォルダを開き、Saikix-TickChart のファイルを入れる
  3. MT5を再起動する
  4. ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」から「Saikix-TickChart」をチャートへドラッグする

画面つきの手順はMT5インジケーター・EAの導入方法にあります。

【強制MTF】上位足を下位足に重ねて表示させるMT4インジケーター関連記事【強制MTF】上位足を下位足に重ねて表示させるMT4インジケーター

Saikix-TickChartのよくある質問

Qインジケーターの一覧に出てきません。どこにありますか?
A
ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」の中にあります。発注のボタンを持っているので、EAとして動きます。ファイルはIndicatorsではなくExpertsのフォルダに入れてください。
QMT4でも使えますか?
A
使えません。過去の足をティックの履歴から作っていて、MT4は過去のティックを持っていないからです。
Q業者を変えると、70ティックの足の形も変わりますか?
A
変わります。ティックは業者が値段を配り直した回数で、その回数は業者ごとに違います。同じ業者の口座なら、いつ入れても同じ足になります。
Qティックチャートに入れたインジは全部動きますか?
A
足の本数で計算するインジは、そのままの設定でティックの足を計算します。セッションの帯のように時刻で動くインジは正しく動きません。ティックチャートの内側の時刻が、本当の時刻と違うからです。十字カーソルとデータウィンドウの日時も実際と違うので、時刻は下の欄で読んでください。
Qスキャルピングに使っても業者に止められませんか?
A
業者によって違います。短い時間で売買を繰り返す取引を制限している業者があります。使う前に、自分の口座の業者の規約を確かめてください。

Saikix-TickChartのまとめ

Saikix-TickChartを入れると、MT5のチャートが、値段が動いた回数で足を作るティックチャートになります。速く動いた所ほど足が細かく分かれ、足の速さの棒で、いつもより動いている所が分かります。MT5で無料で使えます。「この機能も入れてほしい」という要望は、公式LINEで教えてください。

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コメント

このインジケーターは私が責任を持って配っています。動かない、ここを変えてほしいといったことがあれば書いてください。できる限り直して、この記事の更新情報に載せます。

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