
【MT5】ラインを動かすだけでロットを自動計算する発注ツール
無料ダウンロードはこちらエントリーのたびに、口座残高と損切りまでのpipsから電卓でロットを出していると、急いでいる時ほど計算を間違えます。ナンピンや買い増しで2つ目、3つ目のポジションを持つと、全部が損切りまで来た時にいくら負けるのかは、暗算ではもう出ません。
ロット計算マスターは、チャートのラインを動かすだけでロットを自動で計算し、そのロットのままボタン1つで注文するEAです。損切りのラインを動かすと、その場で、損切りまで来ても損失の上限に収まるロットがパネルに出し直されます。損失の上限は口座の%か金額で決めて、持っているポジションも合わせて計算します。MT4・MT5で無料で使えます。
この記事の要点
- ラインを動かすだけで、ロットを自動計算
- ナンピン・買い増しのポジションと合わせてロット計算
- 計算したロットのまま、ボタン1つで成行・指値・逆指値の注文
ロット計算マスターでできること

チャートに入れると、今の値段から上に緑の利確ゾーン、下に赤い損切りゾーンが出て、左上のパネルにロットが出ます。図は残高100万円の口座で、損失の上限を口座の2%(2万円)にした所です。損切りまで22.1pipsなので、0.90ロットなら、損切りまで来ても負けは1万9,890円で、2%に収まります。
損切りゾーンの下の辺をドラッグすると、ロットがその場で出し直されます。損切りを遠くすればロットは小さく、近くすれば大きくなります。パネルの[買いで入る(成行)]を押すと、そのロットで、損切りと利確を付けた注文が出ます。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| ロット | 損切りまで来ても、損失の上限に収まるロット。出せない時は、数字の代わりに横棒が出ます |
| 損切りまで来たら | 損切りまで来た時の負けの金額と、それが口座残高の何%か。スプレッドと手数料を含みます。持っているポジションがある時は「合わせて損切りまで」になります |
| 買い・売り | 向きを切り替えます。エントリーラインを軸に、損切りゾーンと利確ゾーンが反対側へ移ります |
| 損失の上限 | 口座残高の何%か、金額で入れます。マイナスとプラスのボタンで、%なら0.5ずつ(1%以下は0.1ずつ)、円なら1,000円ずつ動きます。数字を打ち込んでEnterでも入ります |
| %・円 | 損失の上限の単位を切り替えます。同じ額のまま換算します |
| 注文のボタン | エントリーラインの位置で、成行・指値・逆指値が変わります |
| 見出しの帯 | つかんでドラッグすると、パネルを動かせます |
| 非表示 | チャートのゾーンとエントリーラインを隠します。隠している間も注文できます |
| 利確ゾーン | 端の辺に、利確までのpips・金額・リスクリワード(RR)が出ます |
| 損切りゾーン | 端の辺に、損切りまでのpipsと金額が出ます |
| エントリーライン | 注文の種類とロットが出ます。ドラッグすると、入る値段が変わります |
ロットの計算の仕方
ロットは、損失の上限を「1ロットで損切りまで来た時の負け」で割り、ロットの刻み(0.01など)で切り捨てて出します。図の場面なら、上限は100万円の2%で2万円、1ロットで22.1pips負けると2万2,100円なので、2万÷2万2,100=0.904…を切り捨てて0.90ロットです。切り捨てるので、出たロットで損切りまで来ても、負けが上限を超えません。
成行の買いは、買値(Ask)から損切りまでを測ります。スプレッドの分も損切りまでの幅に入るので、スプレッドが広い時ほどロットは小さく出ます。手数料は、設定の「手数料(1ロット往復)」の値を使います。0のままなら、その銘柄の過去90日の取引履歴から1ロットあたりの手数料を出します。スワップと、約定の時の滑りは計算に入れていません。
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ナンピン・買い増しも合わせたロット計算

同じ銘柄で同じ向きのポジションや待ち注文があると、パネルに「持っている買い 0.30ロット -¥6,000」のように、その全部が損切りまで来た時の負けが出ます。ロットは、損失の上限からその負けを引いた残りで計算します。図は、損切りまで20pipsの買い0.30ロット(負け6,000円)を持っている所で、残りの1万4,000円から0.63ロットが出ています。2つを合わせた負けは1万9,923円で、口座の2%に収まります。
数えるのは、その銘柄の同じ向きのポジションと待ち注文の全部です。手で入れた物も、ほかのEAの物も入ります。反対の向きのポジションは、こちらの損切りへ動く時には負けないので数えません。損切りを建値より有利な所へ動かしたポジションは、損切りまで来ても負けないので0円として数えます。注文した後のポジションも次の計算で合わせるので、ボタンを続けて押しても上限を超えません。
指値・逆指値で注文する方法

エントリーラインは最初、今の値段について動きます。これが成行です。エントリーラインをドラッグして離すと、その値段の指値か逆指値に変わります。買いなら今の値段より下が指値、上が逆指値で、売りはその逆です。損切りゾーンと利確ゾーンは、幅を保ったまま一緒に動きます。
指値にすると、パネルの左上が「買い指値」に、ボタンが[買い指値を置く]に変わります。押すと、損切りと利確を付けた指値の注文が置かれます。成行に戻すには、パネルの「成行に戻す」を押すか、エントリーラインを今の値段の近くまで戻します。置いた指値と逆指値も、次のロットの計算で合わせて数えます。
ロット計算マスターが注文を止める時

損失の上限を使い切っている時などは、注文のボタンが灰色になり、押しても注文は出ません。止めている理由は、ボタンの下に黄色い文字で出ます。図は、損切りまで20pipsの買い1.00ロット(負け2万円)を持っていて、口座の2%の上限に達した所です。
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| 持っている買いで上限に達しています | 同じ向きのポジションと待ち注文だけで損失の上限を使い切っていて、最小ロットも入れられない(売りなら「持っている売り」) |
| 損切りの無い買いがあります | 同じ向きに、損切りを付けていないポジションか待ち注文がある。全部が損切りまで来た時の負けが決まらないため(売りなら「損切りの無い売り」) |
| 最小ロット0.01でも上限を超えます | 最小ロットでも、損切りまで来た時の負けが損失の上限を超える。数字は業者の最小ロット |
| 損切りが近すぎます | エントリーラインと損切りの間が、業者の決めた最低の幅(ストップレベル)より狭い。利確なら「利確が近すぎます」 |
| 損失の上限が0です | 損失の上限が0になっている |
| 証拠金が足りません | 出したロットに要る証拠金が、余剰証拠金より多い |
| MT5の自動売買がOFFです | MT5の「アルゴリズム取引」のボタンか、EAの設定の「アルゴリズム取引を許可」が切れている(MT4なら「MT4の自動売買がOFFです」) |
| ネッティング口座で持っている玉があります | MT5のネッティング口座で、この銘柄のポジションを持っている |
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- パネルの[買い]か[売り]で、向きを選ぶ
- 損切りゾーンの端の辺をドラッグして、損切りの位置を決める(利確も同じように利確ゾーンの端の辺で決める)
- 損失の上限を、%か円で決める
- 出たロットと「損切りまで来たら」の金額を見て、注文のボタンを押す
注文すると、パネルに「買い 0.90ロットで入りました」のように出ます。注文の後、エントリーラインは今の値段の成行に戻り、向きと、損切りと利確の幅はそのまま残ります。同じ形でもう1回入る時は、ボタンを押すだけで、持っているポジションを合わせたロットが出ます。
損切りゾーンや利確ゾーンを、エントリーラインの反対側まで引くと、買いと売りが入れ替わります。注文のボタンが灰色で「MT5の自動売買がOFFです」と出たら、MT5の上の「アルゴリズム取引」のボタンをONにして、EAの設定の「アルゴリズム取引を許可」にチェックを入れてください。
ロット計算マスターのパラメーター設定
| 設定項目名 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|
| 損失の上限の決め方 | 口座の% | パネルの%と円の、最初に選んでおく方 |
| 損失の上限(口座の%) | 2.0 | 最初の損失の上限。口座残高の何%か |
| 損失の上限(金額) | 10000 | 「金額」を選んだ時の、最初の損失の上限(口座の通貨) |
| 損切りの幅(日足ATRの倍率) | 0.25 | チャートに入れた時の損切りの幅。日足ATR(日足14本の値幅の平均)の何倍か |
| 利確の幅(日足ATRの倍率) | 0.5 | チャートに入れた時の利確の幅。日足ATRの何倍か |
| 手数料(1ロット往復・0=取引履歴から) | 0 | 1ロットを往復で取引した時の手数料(口座の通貨)。0なら、その銘柄の過去90日の取引履歴から出します |
| パネルの位置X | 20 | パネルの左端の位置 |
| パネルの位置Y | 30 | パネルの上端の位置 |
| パネルの大きさ | 1.0 | パネルの拡大率 |
| フォント | Meiryo | パネルとチャートの文字の書体 |
| 見出しの色 | 紺 | パネルの見出しの帯の色 |
| パネルの色 | 黒に近い紺 | パネルの地の色 |
| 買いのエントリーラインの色 | 水色 | 買いの時のエントリーラインと文字の色 |
| 売りのエントリーラインの色 | 黄 | 売りの時のエントリーラインと文字の色 |
| 利確ゾーンの色 | 深い緑 | 利確ゾーンの色 |
| 損切りゾーンの色 | 暗い赤 | 損切りゾーンの色 |
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ロット計算マスター(MT5版)をダウンロードする最終更新:2026年11月6日
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- MT4版かMT5版のzipをダウンロードして、解凍する
- MT4・MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」から「MQL4」(MT5は「MQL5」)→「Experts」フォルダを開き、Saikix-LotKeisan のファイルを入れる
- MT4・MT5を再起動する
- 上のボタンの「自動売買」(MT5は「アルゴリズム取引」)をONにする
- ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」から「Saikix-LotKeisan」をチャートへドラッグして、「自動売買を許可する」(MT5は「アルゴリズム取引を許可」)にチェックを入れる
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