Saikix

リスクリワード計算ツール

「このトレード、割に合うのか?」をエントリー前に3秒で判断できます。

テンプレートを選ぶだけでOK。自分のトレードに合わせて数字を変えることもできます。

テンプレートから選ぶ(迷ったらここから)

3つの価格を入力

エントリーする(した)価格

エントリーより下の価格

エントリーより上の価格

損益比率 ─ 1回の負けに対して、勝ちが何倍か

1 : 2.00
良い

1回勝てば2回分の負けを取り返せます。3回に1回勝てばトントン。個人的にはこのくらいを目指したい水準です。

損切り20 pips
利確40 pips

損切りまで

20 pips

利確まで

40 pips

最低限これだけ勝てばOK

33.33%

要するにどういうこと?

この設定なら、1回に1回勝てばトントン(勝率33.33%)。 それ以上勝てれば利益が積み上がっていきます。

つまり2回中1回勝てば利益が残る。連敗しても1回の勝ちでまとめて取り返せるので、精神的に余裕を持ってトレードできます。

勝率100回やったら?判定
40%+20R利益が残る
45%+35R利益が残る
50%+50R利益が残る
55%+65R利益が残る
60%+80R利益が残る
65%+95R利益が残る
70%+110R利益が残る

※ Rは「1回の損切り額」を1とした単位。たとえば1回の損切りが1万円なら、+10R = +10万円、−10R = −10万円。

勝てる手法なのに負けている人へ

手法は間違っていない。チャートの読みもそこそこ当たっている。 なのに月末に口座を見ると減っている。

こういう人を何百人も見てきました。原因はほぼ100%、リスクリワードを考えずにトレードしていることです。

たとえばこんなトレード。損切りまで30pips、利確まで10pips。 「直近のサポートラインで反発するから買い」──根拠としては悪くない。 でもリスクリワードは1:0.33。4回中3回勝たないとトントンにすらならない。 勝率75%を毎月キープできるトレーダーなんて、世界中探してもほぼいません。

エントリーの根拠がどれだけ正しくても、リスクリワードが悪ければ長い目で見たら負けます。 逆に、リスクリワードさえ良ければ、勝率50%を切っても利益が残る。 ここに気づけるかどうかが、トレーダーとして生き残れるかどうかの分かれ道だと思っています。

リスクリワードって何?一番わかりやすく説明します

リスクリワードとは、ざっくり言うと「1回のトレードで、負けと勝ちの金額がどれくらい違うか」です。

具体例で考えます。ドル円を150.000で買ったとして:

  • 損切り:149.800(−20pips)
  • 利確:150.400(+40pips)

負けたら20pips失う。勝ったら40pips得る。
つまり「負け1に対して、勝ちが2」。これがリスクリワード1:2です。

1回の勝ちで、2回分の負けを取り返せるということ。 3回トレードして1勝2敗でも、利益がちょっと残る。 4回トレードして2勝2敗なら、しっかりプラスになる。

これがリスクリワードの力です。勝率が低くても、1回の勝ちが大きければ利益は残る。

「最低限これだけ勝てばOK」の勝率を知る

リスクリワードが決まれば、トントンになるための勝率が自動的に決まります。 計算式は単純で「1 ÷(1 + リスクリワード)」。

具体的に見てみます。

  • RR 1:1 → 勝率50%でトントン。半分勝てばいい
  • RR 1:1.5 → 勝率40%でトントン。5回に2回でいい
  • RR 1:2 → 勝率33%でトントン。3回に1回でいい
  • RR 1:3 → 勝率25%でトントン。4回に1回でいい

リスクリワード1:2なら、3回に1回勝つだけでトントン。 これってめちゃくちゃ楽じゃないですか? 2回連続で負けても「次勝てば取り返せる」とわかっているから、焦らない。焦らないから冷静にトレードできる。冷静だから勝率も上がる。好循環が回り始めます。

逆にリスクリワード1:0.5だと、3回に2回勝たないといけない(勝率67%)。 プロでもキツい数字です。1回の負けがデカいから、連敗した瞬間にメンタルが崩れる。 メンタルが崩れるとルールを破る。ルールを破ると大負けする。この悪循環にハマるトレーダーを何人も見てきました。

このツールの使い方

①テンプレートから自分のスタイルに近いものを選ぶ。 これだけでリスクリワードと必要勝率が出ます。入力は不要です。

自分のトレードに合わせたい場合は、②エントリー価格・損切り価格・利確価格の3つを入力してください。 実際のトレード前に、チャートに引いた損切りと利確の価格をそのまま入れるのが一番リアルです。

結果の下に出てくる「勝率別テーブル」が特に大事です。 自分の勝率に近い行を見て、「利益が残る」になっていればそのトレードは入る価値がある。 「損失が出る」なら、利確を伸ばすか、もっとリスクリワードが良いポイントを探した方がいい。

私がリスクリワードで意識していること

私は基本的にリスクリワード1:1.5未満のトレードは入りません。 6年以上トレードしてきて、これが一番効果があったルールです。

理由は単純で、リスクリワードが低いトレードを排除するだけで、勝率が上がるからです。 矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、実際にやってみるとわかります。 リスクリワードが悪いポイント=そもそもエントリーすべきではないポイントであることが多い。 フィルターとして機能するんです。

「ここで入りたい」と思ったら、まず損切り位置をチャートの構造から決める。 次に、そこからリスクリワード1:1.5以上になる利確ポイントがあるか探す。 ない場合はどれだけシグナルが出ていても見送り。 このルールを徹底するだけで、無駄なトレードが減って月間成績が安定しました。

「コツコツドカン」はリスクリワードで解決する

FXで一番多い負けパターン。コツコツ小さく勝って、ドカンと一発で吹き飛ばす。 経験がある人は多いと思います。

コツコツドカンが起きる構造はシンプルです。利確が小さくて、損切りが大きい。 つまりリスクリワードが1未満。 10回やって7勝3敗。勝率70%で「今月は好調だ」と思っている。 でも3回の負けの金額が7回の勝ちを上回っている。蓋を開けたらマイナス。

解決策は一つだけ。リスクリワード1:1を下回るトレードには入らない。 これだけで「負け1回の金額>勝ち1回の金額」という構造が消えます。 コツコツドカンは才能や精神力の問題ではなく、リスクリワードの設計ミスです。 設計を変えれば、構造的に起こらなくなります。

損切り位置の決め方

「リスクリワードが大事なのはわかった。でも損切りをどこに置けばいいかわからない」。 そういう人も多いと思います。

損切り位置はチャートの構造で決めるものであって、「20pipsにしたいから」で決めるものではありません。 買いなら直近の安値の少し下、売りなら直近の高値の少し上。 「ここを抜けたら自分のシナリオが崩れる」という場所に置く。 これが基本です。

損切り位置が決まったら、そこからリスクリワード1:1.5以上になる利確ポイントを探す。 「直近の高値」「前日の高値」「フィボナッチの38.2%」あたりが候補になることが多い。 どこにも良い利確ポイントがなければ、そのトレードは見送り。「入らない」も立派な判断です。

よくある質問

Q. リスクリワードが高ければ必ず勝てる?

勝てません。リスクリワードが1:3でも勝率が20%なら負けます。 大事なのはリスクリワードと勝率の組み合わせでトータルプラスになるかどうか。 このツールの勝率別テーブルを見れば、自分の勝率で利益が出るかどうか一目でわかります。

Q. 利確を広げると到達しないことが多いんだけど?

その通り。利確を広げれば勝率は下がります。 でも利確を狭くして勝率を上げるより、利確を広げてリスクリワードを改善した方が、トータルでは利益が残りやすい。 これは自分自身のバックテストでも何度も確認しています。

ポイントは「適当に広げる」のではなく、チャート上に根拠のある利確ポイント(前回高値、レジスタンスラインなど)まで伸ばすこと。 根拠のない場所に利確を置いても意味がありません。

Q. スキャルピングだとリスクリワード1:1未満になりがちだけど?

スキャルピングは勝率で稼ぐスタイルなので、リスクリワードが1:0.8〜1:1でも成立する場合があります。 ただし、勝率70%以上を安定して出せないならスキャルピング自体を見直した方がいいと思っています。 初心者がスキャルピングで利益を出し続けるのは相当難しい。 まずはデイトレやスイングでリスクリワード1:1.5以上のトレードから始めることを勧めます。

Q. 損切り幅と利確幅、どっちを先に決める?

損切りが先。これは鉄則です。 損切り位置はチャートの構造(直近安値、サポートライン)で決まるもの。 「損切り20pipsにしたいから149.800に置く」ではなく、「149.750の安値の下に置くから損切りは25pips」。 先に損切り位置を決めて、そこからリスクリワードを計算して、割に合うなら入る。合わないなら見送る

Q. ドル円以外でも使える?

使えます。エントリー・損切り・利確の価格を入れれば、どの通貨ペアでもpips数とリスクリワードは自動計算されます。 ただし、このツールはクロス円(小数点以下3桁の通貨ペア)を前提にしています。 ゴールドや仮想通貨など桁数が違う銘柄ではpips表示がズレるので注意してください。

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