三角保合いトレード完全攻略

三角保合いの種類

三角保ち合いとに一口に言っても、5つも種類があるわけですが、
三角保ち合いのトレード手法で重要な考え方になっていくのは「どっちにブレイクしたら、大きくロスカットを巻き込むか」です。
たとえば一般的には、アセンディングトライアングルは上抜けする可能性のが高いチャートパターンです。
- ペナント(対称三角保ち合い)とは
高値切り下げ、安値切り上げ
(右肩上がりのトレンドラインと右肩下がりのトレンドライン) - アセンディング、ディセンディングトライアングルとは
高値が同価格帯で反発&安値切り上げ or 安値が同価格帯で反発&高値切り下げ
(片方が水平線、もう片方がトレンドライン) - ウェッジとは
高値切上げ&安値切上げ or 高値切下げ&安値切り下げ
(両側が同じ向きのトレンドライン)
アセンディング、ディセンディングトライアングル


アセンディングトラアングルとは、高値が同価格帯で反発&安値切り上げ or 安値が同価格帯で反発&高値切り下げの三角保合、ディセンディングトライアングルとは、安値が同価格帯で反発&高値切り下げの三角保合い
(片方が水平線、もう片方がトレンドライン)
アセンディングトライアングルは上抜けする可能性のが高いチャートパターンです。(反対にディセンディングトライアングルは下抜けの可能性が高い)

理由は簡単で、アセンディングトライアングルは「下値付近で下がらせまい」という買い圧力が断続的にかかり、買い圧力優勢で作られた売買性質の結果としてのチャートパターンであるから。
つまり、アセンディングトライアングルが上ブレイクした場合は「想定されているし、買い手側にとっても思惑通りの当然のブレイク」になる。
ただ買い圧力が十分に溜まっているのにも関わらず、下ブレイクした場合はどうなるだろうか?
買い手側にとっては嬉しくないサプライズとなるとともに、急いで売り抜けようとする買いの損切り=強い売り圧力がかかっているということが容易にできる。
つまり、売り目線一択の相場となる。
アセンディングトライアングルの場合は、上ブレイクよりも下ブレイクした方が方向感が出やすい。ディセンディングトライアングルであれば、下ブレイクよりも上ブレイクの方が方向感が出やすく三角保合いブレイク後の順張りエントリーがしやすい。
→何故ならばアセンディングトライアングルは新規買い、売りのロスカット(決済の買い)優位で作られてきた相場(=買いにポジションの偏りが生まれている相場)であり、下ブレイクをすることで偏りの是正が生まれる可能性が高いから。
ペナント

ペナント(対称三角保ち合い)とは、高値切り下げ、安値切り上げの三角保合い(右肩上がりのトレンドラインと右肩下がりのトレンドライン)
売りと買いが拮抗していて、ブレイク前の三角保合いの中でローソク足が推移している最中には、どちらにブレイクするかが読みにくい。値幅が縮小傾向にあること以外は、ボックスレンジとほぼ同じ。
どちらにブレイクしても、一時的に戻りが起きやすくブレイクしてから方向感が定まるのはエントリーは避けたい。また値幅が縮小傾向にあり方向感がないため、他に強い根拠がない限りペナントの途中でのエントリーは避けたい。
ウェッジ

ウェッジとは、高値切上げ&安値切上げ or 高値切下げ&安値切り下げ(両側が同じ向きのトレンドライン)
ウェッジがアセンディングトライアングルやペナントと明確に違うのは、広い意味でウェッジがアセンディングトライアングルやペナントがレンジ相場なのに対し、ウェッジとはトレンド相場だということだ。
ウェッジは、見方を変えれば値幅が縮小しているだけのジリ上げ相場、ジリ下げ相場となる。
よってウェッジの中でエントリーするならば、基本的に方向感に沿ったエントリー(上昇ウェッジであれば、ロング、下降ウェッジであればショートエントリー)を行うべきであり、トレンドがこれから伸びるであろうという他の追加根拠が必要である。
下降ウェッジが下ブレイクしたあとは以下の4パターンの値動きが考えられる。
- すぐに上昇トレンド転換するパターン
- 一度停滞を挟んで上昇トレンド転換するパターン
- 一度停滞を挟んで、下降トレンド継続するパターン
- ブレイク自体がダマシとなって下降トレンドが継続するパターン
ウェッジは、停滞を挟んでから方向感が出る場合、ダマシとなる場合も多いため、下降ウェッジが上ブレイクしたとしても、ブレイク直後のエントリーではなく、明確なトレンド転換が観測できてからのエントリーが望ましい。
三角保合いまとめ
一口に三角保合いいっても、全く中の売買性質、取るべき戦略が違うことはご理解いただけたでしょうか。三角保合いがあったときには、三角保合いだと判断するのんではなく、必ずアセンディングなのか、ペナントなのか、ウェッジなのかと細分化して判断することを推奨します。
【三角持ち合いの種類別で取るべき戦略】
アセンディングトライアングル(高値が同価格帯で反発&安値切り上げ)
→トレンドラインを下にブレイクしたら買い
ディセンディングトライアングル(安値が同価格帯で反発&高値切り下げ)
→トレンドラインを上にブレイクしたら売り
ペナント(対称三角保ち合い)
→どっちにブレイクするかわからないため、ステイ
上昇ウェッジ
→基本はロング目線
下降ウェッジ
→基本はショート目線